日中韓からの北朝鮮経済支援において、韓国では文政権の提唱する「朝鮮半島の新経済構想」が注目を集めている。西海岸(黄海側)と東海岸(日本海側)、非武装地帯地域(DMZ)をH字型に、同時開発する南北統合開発戦略を唱え、(1)東に釜山(プサン)~金剛山(クムガンサン)~元山(ウォンサン)~螺旋(ラソン)~ロシアへつながる「エネルギー・資源ベルト」、(2)西に木浦(モクポ)~平壌(ピョンヤン)~新義州(シニジュ)~中国を結ぶ「産業・物流ベルト」 (3)東西方向にDMZ自然環境を利用した「観光ベルト」 を構築するものである。非核化の具体的な進展に伴い、北朝鮮制裁が緩和されてから、南北経済協力がすぐ本格化する可能性が高いとみられている。
韓国が提唱する「朝鮮半島の新経済構想」における「三大経済ベルト」の図
(1)環東海圏(日本海側)赤色の矢印(2)環西海圏(黄海側)緑色の矢印(3)DMZ接境地域 紺色の矢印(韓国統一省より引用)
中国はトランプ氏の「日中韓支援」発言に関して公的な立場を示していないが、以前から、中国東北3省を中心に中朝経済協力の拡大を準備している。習近平・中国国家主席は5月7~8日の遼寧省大連市で開かれた2回目となる中朝首脳会談のとき、金正恩(キム・ジョンウン)委員長に、非核化に伴う大規模な経済支援を約束したとされる。
韓国大統領府高官は5月9日、同日の中国の李克強首相と韓国の文大統領の会談では、完全な非核化を遂げた北朝鮮には、米国を含む国際社会が体制保証や経済開発などで支援が約束されるべきとの意見を一致させたと述べた。
ロイター通信によると両首脳は、韓国、北朝鮮、中国を結ぶ鉄道建設プロジェクトの可能性について、両国が共同調査を始めることは可能との意見を共有したという。
完全な非核化しないと援助ないんだろ?
北朝鮮終わってね?
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Source: おもしろ韓国ニュース速報